水族館のお仕事の中に、水族館ガイドや解説員と呼ばれる仕事があります。
飼育員が餌をあげながら生体の解説したり、水族館によっては専属の解説員が水槽を解説して回ったりします。
海洋系では毎年、２年生が１年生をお客様と見立て、マリンピア松島水族館で、水族館ガイドを行っています。

２年生たちはガイドを行うために、事前に水族館にどのような生体がいるのか？その生態や特徴、水族館の特徴など、ガイドに必要な情報を集め、まとめ、資料を作成しました。
数班に分かれ、解説するルートや１年生の名札なども作成し、当日を迎えました。

１年生が来る前に、自分が発表する水槽やルートの最終チェック。

１年生が水族館に到着し、各班に割り当て、水族館ガイドの始まりです。

水族館を回っていると、この授業を経験した先輩たちも、お仕事頑張ってました。

最後は１年生が２年生の評価をし、２年生はガイドを行ってどうだったか発表し終了しました。

１・２年生とも、ガイドの大切さや水族館は飼育員やトレーナーだけでなく、様々な人たちがいて成り立っていることを再確認できました。

来年度、『仙台うみの杜水族館』が開館し、松島水族館でのガイドは最後になります。
今の１年生たちが新しい水族館でガイドを行い、後輩たちに受け継いで行くことを楽しみにしています。