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仙台ECOブログ

2014年8月20日

(動物分野)エコ科研修レポート Vol.4~プーチ コミュニケーションズ編~

引き続きエコ科の研修の様子をご紹介していきたいと思います

ドッグトレーナー専攻 佐藤翔太さん(東北工大(現仙台城南)高校出身)
研修先:プーチ コミュニケーションズ

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簡単に、佐藤さんの研修内容をご紹介します

1日のスケジュール
8:00  起床後、掃除
9:00  犬全頭のトイレ出し
10:30 大型犬小屋掃除
12:00 昼食
13:00 犬全頭トイレ出し
14:30 トレーニングや洗い物、雑用をこなす
16:00 犬全頭トイレ出し
18:00 ミーティング
19:00 犬全頭トイレ出し、小型犬小屋掃除
20:30 退社

『僕が行った研修先はペットホテル、一時預かり、トレーニング、グルーミングと様々なことをしている犬の総合施設です。ペットホテルでは大型、中型、小型に合わせて40頭近く犬がいるため掃除が中心です。グルーミングやトレーニングはスタッフの方がやるので研修生の僕は掃除と犬のトイレ出しの仕事がメインであり、犬は基本的にバリケードの中にいて、散歩はなく給餌は朝6時にあげ、3時間ごとにトイレ出しがあります。出勤は8時ですが、スタッフの方は午前5時半からトイレ出しを行っています。

大変だったことは、犬の相性、名前、性格を把握することです。
ペットホテルはこの休み期間数多くの方が利用するため、どんどん犬が入れ替わります。
そのため、名前を覚え人間、犬共に危害を与える犬なのか、社会化が出来ている犬なのか理解する必要があります。
特に噛む犬や臆病な犬を扱うのはとても大変でした。また、遊ぶのが好きな犬など中々捕まらず格闘する毎日でした。
危ない犬、噛む犬、臆病な犬は予めリードがついていますが、安全な犬はリードがついていないため首輪を噛み、バリケードに入れるのでそれぞれ犬によって性格を理解し捕まえるのがとても大変で苦労しました。

最も今回の研修で勉強になったのは、家庭犬専門トレーナーの方から頂いた知識、アドバイスです。
そんな数多くのアドバイスの中で、最も印象強いのが、犬のしつけをする際、全てのことを治せると思わないということです。
僕のなかでは、トレーナーというのは犬のことで困ったお客様の力になりことであり、その犬の問題行動を全て治すことが当然であるという考えでしたが、この言葉を聞き改めてしつけのことでも犬について向き合えると思いました。
また、トレーニング方法では、チョークチェーン、スパイクについても教えて頂き、今まで考えもしなかったことも知ることができ、とても勉強になりました。』

佐藤さんはこの研修を通して、たくさんのこと、今まで気づかなかったことを学ぶことができたようですね
この経験を活かして、これからも頑張って欲しいと思います

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